体にいい海藻の話(フコイダン)

フコイダンとは「褐藻類の海藻のヌメリに含まれている」

フコイダンは海藻の中でも、コンブ・ワカメ・ワカメのメカブ・モズク・ヒジキ
ど褐藻類と呼ばれる茶褐色の種類にだけに含まれています。
今、世界中の科学者が注目するフコイダンとは、そのヌメリに含まれている酸
性多糖類の食物繊維のこと。
さて、それはどんなものなのでしょうか?

有名テレビ番組で次のように、大々的に報道されました。
フコイダンの話

世界中の科学者が注目するフコイダン

フコイダンは胃に入ると、さっそくその強力なヌルヌルパワーで胃の粘膜にへ
ばりつき、隅々までコーティング。粘膜を保護します。
 
さらにフコイダンは粘膜表面に浸透。その際にフコイダン特有の成分、硫酸基
が粘膜を刺激。炎症部分に働きかけ、その結果、新たに正常な細胞が生まれ
るのです。

ピロリ菌の除去

数年前から胃潰瘍や胃ガンの原因の1つとして、問題視されているピロリ菌。このピロリ菌は一度感染すると、強力な除菌をしない限り、一生住み着いてしまう人類の憎き敵。感染者は非常に多く、10代で20%、40代ではなんと80%もの人が保有していると言われています。フコイダンが胃の中にある状態では、ピロリ菌をおびき寄せるように吸い付け、腸へと押し流してしまいます。

フコイダンは胃袋のマッサージ屋さん

今、現代人に胃に迫る異変。胃が動いていないという症状が激増しているのです。例えば常日頃、胃のもたれや膨満感。あるいは食後に胃が痛むなどの症状がある人は要注意。胃の運動機能が低下している可能性があります。これはいわば、ストレス過多が生んだ現代病の1つ。特に胃下垂の人がかかりやすいとも言われています。そこでフコイダンを摂取すると、フコイダンの持つ硫酸基が胃の粘膜を刺激して、胃を活発に動かしてくれるのです。お腹を手でさすると気持ちがいいようにフコイダンは胃の中から、マッサージをしてくれるというわけ。

ガン化した細胞を自滅させるのがフコイダン 
JFKメディカルセンター 医学博士 デーリック・デシルバ
『フコイダンにガン細胞を消滅させるメカニズムがあったのです』

アメリカは、ガン患者の数が、日本のなんと7倍。最前線のガン研究が行われている国なのです。1996年に『フコイダンがガン細胞を自滅させるアポトーシスを起こす』という論文が出されてから、アメリカ国立ガンセンターを始めとした、フコイダン研究が始まりました。アポトーシスとは、「細胞が自らを死なせてしまう」メカニズムの事です。生物のすべての細胞は、この自分を死滅させるアポトーシスのスイッチを持っています。実験などによるとフコイダンには、ガン化してしまった細胞を自滅させるパワーがあったのです。

三重大学との研究でも確認されたフコイダン 

身体に入ったフコイダンがガン細胞と接触すると、表面に飛び出ている自滅スイッチが押されます。すると、ガン細胞の核にある信号が送られて、DNAが壊され、細胞が死滅するのです。 三重大学との研究でも、このアポトーシス作用が確認されました。ガン細胞の核を、蛍光顕微鏡で見てみると、核が小さく縮まり、確かにガン細胞がアポトーシスを起こしていたのです。

さらなるフコイダンのちから 

フコイダンが自滅スイッチを押しても、作動しないという事態が起こると、ガン細胞に別の攻撃を仕掛けます。今度は力づくでガン細胞の表面に穴を開けると細胞の中で、「パーフォリン」という毒素が出され、それによってDNAが破壊されます。フコイダンによるアポトーシスの誘導は1つの経路がだめなら、もう一つの経路というように、予備経路を備えてガン細胞を自滅させるメカニズムなどガンに対する様々な効果が実験などで確認されると、ヒトへの効果が期待され多くの医療機関で研究されているそうです。

アメリカ人の新しい食べ物は海藻だった

フコイダンのパワーが明らかになったアメリカ。この発見によって、海藻をほとんど食べなかったアメリカ人が一変しました。今ではスーパーマーケットでも、加工品のコーナーにヒジキを始め、10種類にも及ぶ海藻が並べられています。

長寿の理由はここにあり 

 沖縄の人がどの位海藻を食べるのかというと、東京の人の4.8倍で平均は634グラム〔東京の人の平均134グラム〕でした。〔今回調査したのは海藻を「食べている」量。例えばコンブを単にダシとして使用している場合は「食べている」重さには入れていません。〕長寿県で知られる沖縄の人の平均寿命は、女性は85.08歳で全国1位、男性は77.22歳で全国4位(男性1位長野、2位福井、3位熊本)で、その理由一つとして様々な研究者が海藻を多く食べていることをあげています。また、三大死因(がん、脳卒中、心臓病)による死亡率〔人口10万人に対して何人がその病気で死亡しているかを調べ、その死亡率を計算したもの〕は、沖縄は三大死因全てで全国最下位でした。

海藻類を食べ続けることによって期待される効果

NK細胞の活性
NK細胞とは、主に細菌に感染した細胞やガン細胞などを死滅させるリンパ球。常に身体の中に存在し、戦い続けています。このNK細胞が活性化していたのです。

粘膜免疫機能
免疫機能とは、有害なものから身を守るための身体の防御反応の事。まず第一線で侵入を防いでいるのが、皮膚と粘膜。
しかし、粘膜の場合、表面積は皮膚の200倍。テニスコートほどの範囲をガードしています。
しかも、分厚い皮膚は傷がないと侵入できないのに対し、粘膜はたったの一層。ガードが破られやすい構造をしています。
粘膜は皮膚に比べて病原菌に狙われやすい部分。そのため、粘膜には侵入者を攻撃する精密な防御システムが備わっています。それが粘膜免疫。
フコイダンは、この免疫機能を活性化させます。

フコイダン効果1
まず、無害のフコイダンも、他の物質と同様、M細胞でチェックを受けます。ところが、マクロファージはなぜかフコイダンを有害な敵だと勘違い!
その訳は、糖同士が硬く結合した多糖体。そのために分解されずに大きな姿のまま小腸の出口にまでやってきます。かつてない大きな物体を見たマクロファージは、「きっと害を及ぼすに違いない!」と早合点してしまい。
そして、リンパ球は、まったく攻撃する気のないフコイダンに対して、戦闘態勢をとり、その結果、他の病原菌に対しても防衛力が強化されるわけなんです。

フコイダン効果2
フコイダンの登場で活発に動き始めたリンパ球は、腸内だけにとどまらず、全身のリンパ球を活性化して回るというのです。

以上の効果がいろいろな実験で確認されたことで、ヒトへの効果が期待されているそうです。

海藻を毎日の食生活に大いに活用しましょう。

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